宮川 公平さん(NPO法人フェアトレード名古屋ネットワーク 代表理事)

メッセージ

 

7月からFTコインが始まりました。日本でフェアトレードに関わる私たちにとって未知の試みです。

すでにさるぼぼコインのような地域通貨があります。世の中には数多の電子決済コインがあるのにも関わらず、どうしてFTコインなのでしょう。

それは、私たちがフェアトレードに対して持っている「想い」を「強く意識する」ツールなのだろうと思います。
その意味ではとても「色」が濃いものです。誰もが使えるものは「色」が薄い、「色」が無いと言ってもいい。
だから「想い」は関係ないから使うことにハードルは低い。さるぼぼコインなど地域通貨は、使う人を選びます。

「自分の地域を応援したい」「好きなところを応援したい」どんな形であれ何かしら「想い」をもって使うことを前提とします。

その意味で自分たちの「色」がありますね。

その代わり、使うときにその人の「想い」は相手の心を染めるように伝わります。「お支払いは?」「FTコインで」そこから新しい関係性が出来上がっていく、そんなツールとして広がっていくといいですね。

 

 

宮川 公平さん(NPO法人フェアトレード名古屋ネットワーク 代表理事)

 

1972年生まれ。名古屋大学国際開発研究科。 2005年名古屋外国語大学現代国際学部に赴任し、2017年から名古屋名古屋外国語大学世界共生学部准教授。専門は国際法。担当授業は、国際法以外に「NGO・NPOとボランティア」や「地域創生科目」など国際協力や地域開発なども担当。
フェアトレードとの出会いは、2010年の世界フェアトレード・デーなごやのイベントから。以来、顧問をしているボランティアサークルLinkSの学生たちとともに名古屋のフェアトレード活動に参加している。
現在は、NPO法人フェアトレード名古屋ネットワーク代表理事を務めている。