フェアトレードコインは、思いやりの循環で未来をつくる共感循環社会を目指しています。

フェアトレードからはじめる、共感循環社会

わたしたちの社会は、世界の人がそれぞれに頼って暮らすその一方で、日々を幸せに暮らすことのできない人や地域があります。

「安い、早い、便利」といった、買い手の都合で選ばれるお買い物(消費)を続けた結果、そのしわ寄せが生産者の負荷となり、結果として社会にさまざまな悪影響が出ています。

そんな中で生まれたフェアトレードは、お買い物を通じて作り手を応援する取り組みです。
商品の公平な取引を通じ、同じ地球に住む仲間として豊かな暮らしを共に続けていくための国際協力でもあります。
途上国の貧困解決はもちろん、地球環境や食の安全性などにも大きく関わっているので、SDGsやエシカルの入り口であり、その具体的なアクションの1つなのです。

フェアトレードの入り口から、人と社会と地球への思いやりで「共感循環社会」を一緒につくりませんか?

フェアトレードコインの特徴

フェアトレードコインは、なんとかPayとよく似ていますが、共感でおもりやり溢れる社会をつくるために、他にはない様々な特徴があります。

共感するお店で、買って応援する

フェアトレードコインは、フェアトレードを応援しているお店の決済で使うことができます。
フェアトレードに共感するお店は、社会や環境に意識を向け、お客さんとの関係性を大切にする方々が運営されていることがほとんどです。
そんな想いのお店を探したいと思ったら、フェアトレードコイン参加店でお店を見つけてください。訪れればきっと、あなたが期待する人や商品に出会うことができるはずです。

決済は、一般的なスマホのQRコード決済の「なんとかPay」や「地域電子商品券」と同じ仕組みです。QRコードを読み取って金額を入れて支払う…というのは、使う人もお店の人も、きっと一度は経験していることが多いのではないでしょうか。

ギフトを、贈って応援する

フェアトレードコインは、お支払いの時にギフトと呼ばれるチップを添えてお店を応援できるしくみがあります。またそのお店や商品をアプリのSNSでシェアすることもできます。

フェアトレードコインの参加店は、社会や環境、健康に配慮した商品を選んで仕入れたり、お客さんとのコミュニケーションを大切にしている素敵な店ばかりです。お客さんと一緒に社会をより良くしたい想いをもったお店を、ぜひ応援してください。

共感が循環し、応援しあう

フェアトレードコインでは、共感で応援しあえる循環が生まれます。

フェアトレードコインは、地域商品券と同じように使用期限があり、チャージ後3ヶ月で失効(いわゆる腐るお金)しますが、失効されたコインは共助の財布(みんなの財布)に入れて、ギフトで応援した人に配布されます。つまり、応援したひとを応援する仕組みで、関わるお金の全額がコミュニティの応援で使われます。

もちろん失効する前に使っていただくこともできますし、誰かにあげることもできます。

また、フェアトレードコインのプラットフォーム「eumoコミュニティ」には「より良い社会をつくりたい」と活動するユーザーがたくさんいます。フェアトレードコインのような兄弟コインもたくさんあって、それらに換金できるeumoコインが、株主配当やボランティアなどで配布されています。

こうした方々が毎月、多くの人がフェアトレードコインのコミュニテイでお店を探し商品を購入しています。
また、アプリや電子決済、SNSを利用することから、若者にも多く利用されているのも特徴です。

非営利で運営

フェアトレードコインのコミュニティに、参加している人数やお金の流通量などの情報が常にオープンされています。

https://currency.eumo.co.jp/comm/ftc-coin

eumo加盟店およびシステムの運営を行う非営利株式会社eumoは、事業によって生じた利益を配当により分配しないことを定めている非営利型株式会社です。株式会社という仕組みを使いながら、株主への利益(営利)の最大化(IPOやM&A)を目指さず、共感社会に向けて非営利で事業を行っています。

フェアトレードコイン・コミュニティを運営するサスティナブル・ストーリー株式会社は、教育や事業支援から社会的な事業を創出する起業家を育てる取り組みを行っている企業です。代表の中島は共感起業大全の著者で、ソーシャルビジネスの支援や社会的な事業を生み出すための教育活動を行っています。
(日本フェアトレードフォーラム、フェアトレード名古屋ネットワーク、フェアトレード垂井の会員です。)

フェアトレードコイン(eumo)では、売上の一部を手数料という形で共助の(みんなの)財布に入れます。その手数料もお客さんのギフト(チップ)によって賄われています。その全額がコミュニティの運営や配布など、共感の循環が生まれる活動に全額使われます。
(手数料5.5%に対し、ギフトが約10%支払われているため、コミュニティ全体としてはお店の支払手数料が発生しないような実績となっています。)